2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

大切な友人が亡くなった

昨日は日曜日だったので、一日ぼんやりしていても差し障りはなかった。今日は、仕事をしながら、ふと意識がどこかへいってしまう感じと、目がなんだか充血して目の周りが暖ったかい感じが時々していた。膝はまだ少し痛いんだけど、それも何だか自分の足の痛…

「自分を他者に投げ出す」ということ

5月25日の日記で、他者との関係において「(他者から)承認してもらうには、自分を他者に投げ出す必要がある」という表現に出会ったと書きました。その時は、自分のバイアスの掛かった受けとめ方を小さくする心構え、みたいな感じで書いたのですが、この…

東山魁夷さんと時代の息吹

6月4日の日記の終わりで、「時代の息吹の表現者となること」を書いたのですが、書きながら息吹というものが、芽吹きと音が似ているし、新しいなにかへのイメージと重なるな、と思っていました。 例えば、先のティントレットの「受胎告知」の場合も、人間的…

落語「芝浜」で考えてしまう時代の質

先日のように、体調が悪くて会社を休み、病院へ行くことで、給料が減る+臨時の出費が掛かったりすると、体に負担をかけずにお金が手に入ったらいいなぁ、と思ってしまう。宝くじが当たったりしてね。 でも、そんな時、思い出すのが、落語の「芝浜」。 (立…

マンゼの「ロザリオのソナタ」

4日の日記はあの後に、ロザリオのソナタのCDについての文章を書くつもりでしたが、時間がなくなってしまい、あそこで終わりました。そこで今日はそこのあたりを。 以前レコードで聞いていたときは、2枚組みのものだった思うのですが、演奏者もレーベルも…

「受胎告知」と時代の息吹

CDのジャケットに絵画が使用されていることが多いので、その美しさに魅かれて、つい手がのびますね。それにジャケットが素敵だと、内容もいいんじゃないか、と思ったりして。 写真は、ビーバーのロザリオのソナタのです。これはジャケットでと言うわけでは…

文章の力

ず〜っと、気になっている名前があるんです。書店に行って文庫の棚あたりを通りかかると、あ・い・う・・・う・・・う・え・だ と探している著者なのです。上田三四二さん。 そのお名前をはじめて目にしたのは、木下杢太郎の「百花譜百選」の復刻出版案内パ…